聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(13)

「うん。”魂の記録”って言われてる」

魂が記録されてるの?
それって、どういうことなの?

「宇宙のデータバンクとか、図書館とも言われていてね、全宇宙の過去から未来までのすべてのことが書かれてるんだって。
だからそこにアクセスすれば、その人の魂のこと、今までの経験とか記憶とか、未来のことまですべてわかるらしいよ」

ああ、そっか、情報を引き出すことができるんだね?
でも、そのアカシックレコードって、どこにあるの?

「宇宙にある、っていう人もいるし、潜在意識の奥深いところにあるっていう人もいる」

でも、人間=宇宙だから、
つまりは潜在意識ということだよね、とママはぶつぶつ呟いた。

「人によって言葉は違うけど、結局は同じ場所を指してるんだと思うんだ」

アカシックレコードといえば、エドガー・ケイシー(1877年~1945年)という人が有名らしい。
20世紀最大の眠れる預言者といわれた人なんだって。
彼は催眠状態でアカシックレコードから情報を引き出し、相談者に病気の治療法などを教えたりしてたんだって。
医学的知識は一切なかったにも関わらず、その治療法はかなり具体的だったらしい。
アカシックレコードは魂の記録だから、病気で相談に来た人の魂の記録を見に行けば、その治療法がわかるということみたい。

ふうん。
それって、ママたちがヒプノで見に行くところとは違うの?

「同じだと思う」って、ママは言った。

「ヒプノで繋がってるところって、アカシックレコードだと思うよ」

よくクリエイティブな仕事をしている人が、
「アイディアがふってきた」という言い方をするけど、それも 降ってくる先はアカシックレコードなんだって。

「だからね、霊能者の人が情報を取ってくるのも、 アカシックレコードからなんだと思う」

いつだったか、霊能者の夏子さんが、
「私が情報をとってくるところは、江原啓之さんと同じ場所」と言ってたけど、
結局、情報のある場所は一箇所、つまりアカシックレコードなんだよね。

「ねえ、エフちゃん、私たちはみんな過去の記憶を消して生まれてくるでしょう?
だからこそ、過去世を知る必要があるときはヒプノや瞑想の手段を使う。

でも、霊能者の人たちって、その記憶を持ったまま生まれてくるんじゃないかな。

だから、”霊視”ができるって、つまり覚醒したままでアカシックレコードに
アクセスすることができる、っていうことだと思うんだ」



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