聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(21)

その日、ママはゆうさんにホワイトセージの話をした。

ホワイトセージの葉を乾燥させたものを燃やして、その煙で浄化をすることができる。

ネイティブアメリカンの人々が、古来より神聖な儀式の前に用いた方法である。

「今度肩が重いとか、部屋の空気が澱んでいる気がしたときは、使ってみたら?」

そして、
「ああ、そうそう、家にあるから今度持ってくるね」って、ママは言った。

あーちゃんがそのことに対しても、不思議な反応をするとは、思ってもみなかった。

ゆうさんにホワイトセージを手渡したのは2か月後。

ゆうさんが家に持って帰ると、あーちゃんがそれを見て、
「これこれ、この葉っぱ!」と言った。

え?どういうことかな?

「あのね、ゆうさんが言ってたたんだけどね、あーちゃんが
2か月くらい前に、突然自作の歌を歌ってたんだって」

こんな感じの。

♪葉っぱが来るよ、葉っぱが来るよ~
かさかさの葉っぱが来るよ~♪

え~っ? 予知してたってこと?

「っていうか、やっぱり、ゆうさんとママがホワイトセージの話をしたのを
知ってたんじゃないかな」

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