聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(8)

ママは、こう聞いてみた。

「あなたが、今日、Rさんをここに呼んでくれたの?」

猫ちゃん: うん。

ママ: (ああ、やっぱり・・・・)
   ありがとうの他に、伝えたいことはある?

猫ちゃん: 愛してる。

ママ: Rさんが具合が悪くなった原因を教えてくれる?

猫ちゃん: うん。でも、もう本人は知ってる・・・。

ママ: ああ、もしかして、今日、セッションの前にRさんが話してい
    たこと?

猫ちゃん: そう。

Rさんは、セッションの前に、今回の病気で自分が感じたことや得た
ことをママに話してくれた。
例えば、日々、忙しさに流されるままに生きるのではなくて、
「今、ここ」に意識を向けることの大切さに気づいたこととかを。

こんな風に。

あるとき、お漬物を作ろうと思って茄子を切ってたの。
そしたら、どんな風に切ると美味しくなる?なんて茄子に話しかけ
てる自分がいたわけ。 (笑)
不思議と、あ、こういう風に縦に切ってから横に切るのがいいかな?
とか感じるのよね。
で、本当に美味しいお漬物が出来るの!

今までは、仕事に、家事に、趣味にと忙しく飛び回ってたから、
いつもいつも時間に追われてて、お料理を作っていても、そこに
意識を集中することなんてなかったのよね、考えてみれば。

早く作って、食べて、片づけて、それからあれもやらなきゃ、これも
やらなきゃ、って。

意識は常にその先にやるべきことの方に向いてたの。

「今」を生きることを忘れてた。

でも、「今」自分がやってることに意識を合わせるようになったら、
毎日がとっても楽しくなって。
嫌いな料理まで最近楽しくなったの。 (笑)

いつも忙しく飛び回っていて、こんな風に「今」目の前のこ
とに集中することに気づいてなかった・・・。
人生って、こうやって、一瞬一瞬に集中しながら、流れで
生きていくんだなあと思ったら、何も恐れることはないなと。

また具合が悪くなったらどうしようと恐れなくても、くる流れ
の時はくるだけ、って。

Rさんのその言葉を聞いたときに、ママはすごく感動したん
だって。
本当にその通りだな、って。

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