聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(17)


J子さんが犬を飼おうと思い立って探していたとき、ひょんなことから
愛護団体の方から譲ってもらうことになった、という話をママは聞い
ていた。

だからそのワンちゃんはJ子さんのところに来るべくして来たのだろ
うと思った。

どの里親さんの所へ行くのかを、動物はちゃんと知っているらしい
から。

ワンちゃんもきっと、J子さんに再会して、そして、次に決めていた
里親さんのところへ行ったのだと思う。
その里親さんとも何かの縁があって。

ふうん、そうなのかあ・・・・。

「それからね、エフちゃん、動物は、輪廻転生とか、もともと”真理”
を知ってるでしょう?
だから、ペットが飼い主に一番望んでいるのは、”自分らしい人生を
送ってね”っていうことなんだって」

動物はこの世界がひとつだということを知っている。

この世界をひとつのパズルに例えるなら、動物も植物も、鉱石も、
そして人間ひとりひとりの人生も、すべてはパズルの一片である。

すべてのピースは繋がっている。

もしピースがひとつでもなかったら、パズルは完成しない。
だから、どのピースもそれぞれに大事なのだと。

「自分の人生を大切に、自分らしく生きてね、って」

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