聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(18)

「あ、後ね、太尾さんはこんなことも言ってたよ」

動物は生まれ変わることを知っているので、「死」への恐れはない。
自分の寿命も最初から決めて生まれてくる。

(それは、人間も同じ。動物はそのことを知って生きているけど、
人間は記憶してないだけ)

「それでね、死ぬタイミングも自分で決めるらしいよ」

そうなんだ?

「ほら、よく最後の時が近づいていて、ほんのちょっと目を離した隙に
息を引き取っちゃた、ってことがあるでしょう?
あれは、ペットが逆にそのタイミングを見計らって光に帰るんだって」

家族に囲まれ、見守られている中では光に帰りづらい。
みんなが悲しむ姿を見るのはつらいから。

「飼い主は、一人で逝かせてかわいそうなことをしたって思うけど、
そうじゃないんだって」

そして、太尾さんはこんなことも教えてくれた。
ペットが逝くときは決してひとりではないって。
そのペットの守護霊がちゃんとサポートしてくれるのだとか。

守護霊は逝くときに突然現れるのではなくて、2、3日前とか、1週
間前からそばに居てくれて、光に帰るときは一緒に行ってくれるらしい。

例えば、ペットが入院していて、病院で亡くなったとしても、光に帰る
時は、ペットとその守護霊が必ず飼い主の家に立ち寄って、お別れ
の挨拶をしてから行くんだって。

だから、生まれるときも、死ぬ時も、ひとりではないんですよ、って。

生まれるときも?

「うん。生まれるときも、守護霊がちゃんとそばにいてくれるみたい
よ」

人間も同じ。

生まれるときも、生きているときも、死ぬ時も、人間って決してひとり
ぼっちではない。
目に見えないだけで、常にいろんな存在にサポートされている。

そして、すべては一つに繋がっている。

「ミミさんが夢のワークをやった時に同じこと、言ってた」

夢のワーク?

PageTop