聖なる樹のヒプノセラピー物語      

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第20章~ヒプノの世界(19)

「夢のワークっていうのはね、榊先生に教わったの」

「自分の見た夢にどんな意味があるのか、それをヒプノで探って
みるの」

へえ! 面白そう!

ママは仲間との勉強会で早速試してみることにした。

ミミさんが気になる夢があるという。
ミミさんの幼い娘が殺される夢。
「気になってしょうがないの」

そりゃあ、そうだよね。
ということで、誘導して、その夢の中へ。

敷地の中に建物があって、ミミさんの娘さんを含む数人の子供たち
がいる。
そこへ、複数の大人たちがやってきて、子供たちを殺してしまう。
ミミさんの胸は張り裂けんばかり。

なんでこんな夢、見ちゃったんだろう?と首を傾げていたミミさんだっ
たが、その理由はあっさりとわかった。

自分の子供を失う悲しみを、夢の中で疑似体験させられたのだった。

そんなことってあるんだ!?

「うん。だって、エフちゃん、クライアントさんの中には大切な人を
失った悲しみを抱えた人だっているわけでしょう?
セラピストに同じ経験があれば、そういった悲しみも理解できると
思うけど、現実には、すべての経験をすることは不可能なわけだか
らさ」

だから、疑似体験かあ・・・。

ママもそれを聞いてびっくりしたと言った。

再び夢の中に戻ったミミさんが、「あっ!」と声をあげた。

「あのね、敷地の中に大きな木があるんだけどね、その木は空と
繋がってるの!」

そして、続けてこう言った。
「空だけじゃなくて、人間も、空も、木も、み~んな繋がってる!
ああ、こんな風になってるんだ・・・」

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