fc2ブログ
 

聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(21)

ママは友達が描いた夢の絵に意識を集中してもらった。

イノシシが怒っている理由がわかった。
子どもが溺れているのに、みんなは何か別のことで騒いでいて、
誰も気づかずにいるからだった。

「子どもは、石に付着したコケに足を滑らせ、溺れそうになった。
そばに母親が居なくて、不安に思っている」と友達は言った。

夢が教えているのは、「大事なことが見えていない。本質がわかっ
ていない」ということだった。

「なぜイノシシが出てきたの?」とママが聞いた。

「象徴」

「何の?」

友達が”持っている力”の象徴なのだという。

ママは、思いついて、こう言った。

「そのイノシシに聞きたいことがある?」

すると、友達が思いがけず、こんなことを聞いた。

「私のどこがいけないの?」

で、イノシシは答えてくれたの?

「うん。
”あなたにはいいところがいっぱいあるのに、人と比べたりして、
見るべきものをみていない”」って。

ママにはその意味がよくわからなかった。

でも、友達は夢のワークの後に、ぽつりとこう言ったんだって。

「私、母親として、自信がなかったの」

溺れている子供は、彼女の娘さんだったのだという。

イノシシは、彼女に、
「もっと自信を持ちなさい」と言った。

じゃあ、何故、自分に自信がないのか、ヒプノをやってみようか?
とママは提案した。

PageTop