聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(30)

ママの友達で、我が子に対してすごく心配性の人がいる。

「病気になったらどうしよう」
「何かあったらどうしよう」って。

子どもを手放した悲しい過去世があって、どうもそのときの感情が
フリーズされて残っているらしい。

本当はその過去世を見に行って感情を解放するのがベストだと思う
んだけど、本人は見ること自体に恐怖感があるので、今のところ、
セッションはできずにいる。

東日本大震災以後、(子供への)放射能による健康被害が心配だ
と言って、顔を合わすたびに引っ越しの話をする。
東京を脱出しなきゃ、って。

「お子さんたちは何て言ってるの?」と聞くと、
「引っ越しは嫌だって」

もちろん、それについても何度かヒプノはやってみた。

その友達が、あまりにも心配、心配と言い続けるので
ママはあるとき、だったら、子供に直接聞いてみよう!と思い立った。

「だってね、彼女がいつもくら~い顔をして、お子さんたちに、ねえ、
引っ越ししない?とか、放射能のこととか、そんな話ばっかりするか
ら、家の空気がどんよりしてるんだって」

母親は太陽!
いつも明るくにこにこしていれば、子供たちは大丈夫だよ!って
ヒプノでも言われてたけど、でも、やっぱり心配で心配で・・・。

ママはこんなことを言った。
「ほら、ペットがいろんなことをアドバイスしてくれるって、わかった
でしょう? じゃあ、小さい子供にもそれ、できるかも、って思ったの。
子どもは顕在意識と潜在意識を分けるフィルターがまだ出来てない
わけだから。潜在意識と繋がっているわけでしょう?」

その実験をしてみようと思ったのだ。

幼稚園のお子さんを呼び出してみた。

そして、ママが聞いてみる。
「あなたのママは放射能の影響をとても心配しているけど、それに
ついてどう思う?」って。

ちゃんと答えてくれたの?

「エフちゃん! 答えてくれたどころか! ママはその答えを聞い
て心底びっくりした!」

PageTop