聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(32)

実は、ママは、以前にその友達から聞いた話がず~っと気になって
いた。

彼女が数年前に初めてヒプノを受けた時の話。

たまたま近所にヒプノセラピストがいて、受けに行ったのだという。

その時に、海の風景が見えたけど、意味はわからなかったのだとか。

ところが、それから数か月後、沖縄の友人の結婚式に呼ばれた時、
せっかく沖縄に来たのだからと観光した場所が、なんとヒプノで
見た場所だったのだという。

潜在意識はとても賢い。
だから、初めてのヒプノで出てきたもの、見えたものには、必ず特別
な意味があるはず・・・・。
ママはそう思っていた。

それで、ある時、彼女に頼んで、セッションでもう一度その風景を
見に行ってみた。

そしてまた驚くようなことがあったの?ママ?

「エフちゃん、なんでわかるの~!?」

なんでって・・・・。 ママはいつもヒプノをやると、興奮してるじゃな
い・・・。すご~い、人生のしくみってそんな風になってるんだ~って、
感動したり、驚いたり・・・・。(ひとりごと)

そのときのセッションではママのみならず、その友達も驚くようなこ
とがあったんだって。

「あのね、リラックスした後に、見えるものを言ってもらうでしょう?
そのとき、長い髪の女の人が見えたみたいなの」

足元を見てください。
何か履いていますか? 裸足ですか?
って、ママはいつものように誘導しながら、質問をする。

彼女もセッションは慣れているので、髪の色は茶色、目も茶色かな。
年齢は20代、とすらすら答えていたんだけど・・・。

今いる場所は山の中・・・かな?
一人で何かを見てる・・・・ん? 何かと話してるのかな?
・・・・話すっていうより、感じてる?

このあたりから、ちょっといつもと様子が違ってきた。

ここには住んでない・・・。
でも、この場所はよく知っている・・・。

ああ・・・、ここは・・・。
「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

(注: 斎場御嶽は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされる、琉球
最高の聖地である)

あなたはここで何をしてるの?ってママが聞くと、
来たいときにはいつもここに来て、目に見えない存在と話をするの
だという。

ふうん・・・? 霊能者的な存在かな?
沖縄には「ユタ」と呼ばれる霊能者のような存在がいるから、
そういう人かな?なんてママは考えていた。

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