聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(33)

そして、次の場面。

ここは、「久高島」です、と彼女が言った。

久高島は、本島の東の沖に浮かぶ小さな島で、沖縄の
人々からは、「神の島」と呼ばれているんだって。

再び、「そこで何をしているの?」って聞いてみる。

ここは神の島だから、宇宙と交信ができる。
私は交信した内容を人々に伝えている。
神々の言葉が、人々にはわからないから、私が伝えている。

彼女はそう言った。

やっぱり、沖縄でユタか何かの過去世があったんだなあ、ってママ
は思いながら、
「今度はその人生で最も重要な場面に行って下さい」と言った。

すると・・・。

明るい・・・。
誰もいない。

誰もいないの? あなたは? (いないの?)と、ママが聞く。

と、彼女が戸惑ったように、
あれ? 実体がない、と言った。

そして、
なんか、見守っているような感じ。
変だなあ。 自分で生活してる、っていう感じがない。
と、続けて言った。

しきりに、おかしいな、と呟いている。

ママは思いついて、雲を呼んでみる。
雲に乗って上へ昇り、高いところから自分を客観的に見下ろして
もらった。

「何が見えますか?」

彼女は驚きながら、
私、人間じゃない!と言った。

そして自問自答するように、
ん? 人間? いや、体を持った人間ではない!
って。

どうやら、存在感は感じるのだが、地上に住む人間とは異なるらし
い。

なんだか、この島を見守っているみたい、と彼女は言った。

「では、なぜそういうことをしているのか、それがわかる場面へ行っ
てください」と、ママは誘導した。

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