fc2ブログ
 

聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(35)

1950年?
ってことは、彼女のひとつ前の過去世かな、とママは思った。

ママ、過去世が人間じゃない場合もあるの?

「うん。セラピストの仲間が言ってたけど、あるクライアントさんの過去
世は、木の精霊だったって。大木の。
ママも、ほら、いつだったか、明治神宮に行ったら、ご神木から、
あなたは昔、私たちの仲間だった”って言われたじゃない?

それに、教室で勉強してた頃ね、セッションの練習をやったら、
洞窟の場面が出てきた人がいたの。
セラピスト役の人が、足元を見てくださいって言うんだけど、足どこ
ろか、姿形が全くないの。
で、風のように早く走れる、洞窟の中をぴゅ~って移動してるって。
先生は自然霊のような存在ですね、って言ってた」

さて、ママの友達が生まれて初めて受けたヒプノで見た景色。
それは、
実は彼女のひとつ前の過去世の場所だったということはわかった。

問題は、なぜ、何のために、それが出てきたのか、ということである。

それを解く鍵が、もしかしたら今生彼女の生まれた場所にあるんじゃ
ないかな、ってママは思っていた。

根拠はなにもないんだけど。
何となく、そんな気がした。

彼女が生まれ育ったのは、東京に近い小さな島である。
そこもまた神に由来のある島なのだ。

ママは久高島の場面から、その島へと誘導した。

あなた(の意識)は今、島の上空へ来ていますよ。
何か感じますか?

潜在意識と繋がっているときは、顕在意識では見えないことや、
わからないことも理解できてしまう。

彼女が、「あっ!」と驚きの声を発した。

ここは久高島と空気が同じです!

ああ・・・・。
だから、ここを選んだんだ・・・。

そう呟いた。

PageTop