聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(41)

ママは、人生のしくみって、「すごろくゲーム」みたいだね、って言っ
た。

世界中の人たちが、各々、さいころを振りながら自分の人生を一生
懸命、歩んでいる。

トントンとスムーズに進むときもあれば、くたびれて1回休みのときも
ある。
シナリオ通りにうまくいかなくて、戻るときもある。

「人を許すことを学ぼう!」と思ったのに、いざ肉体を持ったら、
許せない役を演じてくれた人に対して憎悪の感情を募らせ、許す
どころか死ぬまで憎み続けたりして。

光に帰った時に、「しまったあ!そうじゃなかったのに・・・。
憎しみは何も生み出さない、って悟る予定だったのに。あ~あ・・・」

というわけで、魂的には少し戻ったところからやり直したり。

そうやって、何回も何回も人生を繰り返して、もう魂を磨く必要がなく
なったら、「あがり」になる。

どんな人も、いつかはゴールに辿り着く。

輪廻転生する回数は人によってまちまちだけど、その間、王様に
なってみたり、俳優になってみたり、平凡な主婦だったり、次は冒
険家、商人、ありとあらゆる役柄を、さまざまな国の、さまざまなシ
チュエーションで体験する。

「そして、最後の人生で障害のある肉体を選ぶことがあるんだって」

そうなの?

「母親は自分が子供を産むでしょう?
だから、障害を持つ子供が生まれると、自分のせいだ、自分が
五体満足に生んであげられなかったからだ、って苦しむ人もいる
の」

でも、違うんだよね、ってママは言った。

「子供自身がその人生を選択しているんだって」

そして、その選択した人生を共に受け入れてくれる親を選んで生ま
れてくるのだとか。

金色のオーラを放つ赤ちゃんの話を聞いたとき、ママはすぐにこの
ことを思い出したという。

「障害がある肉体」を選び、
そこに宿った魂がどれだけレベルが高いかは、
山本加津子さんのHPを読めばわかる」ってママは言った。


山本加津子さんは、石川県の養護学校の先生である。
生徒たちと触れあう日々の中で感じたことを、とても優しい文章で
綴っている。

HPの右側の「もくじへ」をクリックする。
いろんな生徒の「気持ち」を読むことができる。
「宇宙の秘密」も素晴らしい。

涙なしでは読めない、って、ママ。
かれらの崇高な魂に心を打たれるから。

それに、みんな宇宙に繋がってる感じ。
ママたちが今一生懸命勉強してることなんて、もうとっくに知ってる。
っていうか、生まれた時から知ってたんだと思う。

「大ちゃんの気持ち」を読んだときなんて、ママはため息ついて、
そうだったんだあ・・・って。

少し紹介するね・・・。

「僕が生まれたのには 理由がある 
生まれるってことには みんな 理由があるんや」

「僕の手の上に 宇宙がある
僕の身体の中にも 宇宙がある 
小さなありのからだの中にも 
いくつもいくつも 宇宙がある」

「葉っぱだって 石ころだって そこにあるだけで 
心を動かす力がある 
それが“ある”ということなんかな」

ママは、自分はまだまだ未熟だから、いっぱい生まれ変わって、い
ろんなことを体験する必要があるみたい、って。

次のお話はそんな体験の中のひとつ。

「時を超えた再会」の話。

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