聖なる樹のヒプノセラピー物語      

21章~時空を超えた再会(2)

ヒプノの説明をしてから、早速セッションに入る。
遠距離恋愛の相手との過去世とかが出てきてくれると近道なんだ
けどなあ、ってママは思った。

でも、こればっかりはやってみないとわからない。
セラピストは所詮、サポート役なのであって、実際はクライアントさん
自身の潜在意識が自分で必要な場面を選ぶので・・・。

自分がくつろげる場所を想像して下さい。そこはどんな所?って
聞いたら、Tさんは、
緑(木)がたくさんある場所、って答えた。

Tさんがこう答えたのにも、ちゃんと意味があっった。
それは後のセッションでわかるんだけど。

「今見るべき必要のある過去世へ」ってママは誘導した。

「足元を見てください」って言ったら、
「真っ暗です」という答えが返ってきた。

これは想定内。

初めてヒプノをやるときって、
本当に見えるかな?って緊張してたりとか、
逆に、何が見えるんだろう?って期待しすぎて、一生懸命左脳を
働かせてしまい、何も見えなかったりすることがある。

せっかくリラクゼーションをやって、身も心もゆったりとリラックスさせ
ているのに、「考える」ことによって左脳を再び働かせてしまうから。

リラックスして、普段使っている左脳は休ませて、右脳が起きてる
というのが理想なんだけどね、ってママは笑いながら言った。

ママ、なんで笑ってるの?

「いやいや、(笑) ママもつい考えてしまうタイプだからさ」

ママは好奇心が強すぎるらしい。

だから、仲間とセッションをやっていて、
「では、ガイドさんからメッセージをもらって下さい」って言われると、
どんなメッセージをくれるんだろう?ってワクワクしたり、
「それは何故なのか、理由を聞いてください」と言われても、
何故なんだろう?って、ちらっと自分の左脳で考えたりしてしまう。

「そうすると、駄目なんだよね~。
だって、それって、いつもの自分の顕在意識で考えてしまってるわ
けでしょう?
潜在意識と繋がらなくなっちゃうんだよね」

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