聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(5)

Tさんは、セッションが終わった後に、
「最後に一瞬、ヨーロッパの街並みが見えた」と言った。

そして、ある家の窓越しに、男の人が見えたと。
その人はスーツを着て、椅子に座っていたんだって。

とてもはっきり見えた、と。

ママはそれを聞いてちょっと残念に思った。
セッション中に見えたことや感じたことをその場で口に出して言って
もらえると、場面を展開できる可能性が高い。

なぜか催眠中って受動的になっているから、セラピストが
「それを見て、どう感じますか?」とか
「ほかに何が見えますか?」とか質問をしていくことで、ストーリー
が進んだり、視野が広がったりしていく。

でも、今日はきっとこれで良かったんだ、とママは思うことにした。

せっかくセッションをやるんだから、少しでも多くのものを見せてあげ
たいと、つい意気込んでしまいそうになるんだけど、
潜在意識につながっているクライアントさん自身の意識は違う次元
に飛んでいるので、慣れていないうちは、あまり時間をかけすぎると
疲れてしまう。

それに、Tさんの場合は、見えない理由は、「慣れ」とか、左脳を働
かせるからではなくて、心のブロックだと思われた。

そうだ!

ママは、いいことを思いついた。

Tさんに、ダウジングとオラクルカードのやり方を教えてあげよう!

どちらも、潜在意識と繋がる訓練になる。
自分の潜在意識と仲良くなれば、アクセスしやすくなるはず・・・。

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