聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(13)

ええっと、つまり、勉強会は、いずれヒプノを教える時の、予行演習
のようなもの、ってこと?

「そういうことみたい・・・」

「エフちゃん、あのね、植物からメッセージがくるときって、どうも
二通りあるような気がするの」

二通り?

「うん。植物の精霊が話しているときと、植物を媒体にして上から
メッセージがくるとき」

ママはさっきのメッセージは上から来たと言った。

「上からくるときは、おじいさんのようなしゃべいり方なんだよね」

でも、もちろん、あんなに長々としゃべったわけではない。
人間が言葉で話すのとは違う。

何が違うの?

「時間、かな。あれだけのことをしゃべっているけど、実際受け取る
ときは一瞬なんだよね」

その一瞬の、感じとったことを言葉にするとあんな風になるの、
とママは言った。

それって、次元の違い? 次元が違うと時間の感覚が違うから?
ママはぶつぶつとひとりごとを言っていた。 (笑)

「ヒプノのセッションを受けたクライアントさんはね、終わった後にみ
んな驚くんだよ。
セッションは、1時間半~2時間ぐらいやるでしょう?
それなのに、”え~っ?30分ぐらいかと思った!”って」

ママが初めてヒプノを受けた時もそうだったんだって。 

潜在意識の中にいるとき、つまり脳が変性意識状態になっている
ときって、時間の経ち方が、この三次元とは違うみたい。

「メッセージがくるときっていうのは、三次元より上の次元から
くるわけでしょう? だから降ってくる時間は一瞬なんだけど、その
内容を理解するときは、三次元の言葉に変換するから、なが~く
なっちゃうんだよね、きっと」

そして、ママは、「あっ!」と言った。
うまい例えが、みつかったよ!って。

「あのね、真空パックでぺたんこになったスポンジ(やタオル)が
上からふってくるの。
それを三次元の世界で、みんなに見せようと思って開けると、たち
まち膨らんで何倍もの大きさになっちゃうの!」

PageTop