聖なる樹のヒプノセラピー物語      

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第21章~時空を超えた再会(21)

3回目のレッスンでは、インナーチャイルドの勉強をした。

リラクゼーションをやってから、インナーチャイルドに会いに行く
誘導をする。

お部屋をイメージして、その中にインナーチャイルドがいるという
設定にしてみるが、部屋の扉までは見えたものの、鍵がかか
っていて入れない。

扉が鉄で出来ている、
鍵がかかっている、
扉にノブがなくて開けられない、等々。

こんなときは部屋に入れない。

ここで、本人の気持ちを聞いてみる。
部屋に入りたいかどうか。

Tさんは入りたくないと言った。

う~ん・・・・。
さて、ここからどうしよう・・・。

こうなったら、もうイメージしかない。
5歳位の自分を思い描いてもらうことにする。

しばらくすると、Tさんが幼稚園の制服を着た小さい自分の姿を
イメージできたと言った。

「エフちゃん、ここからが面白いんだよ。
単に小さいときの記憶を思い出してるだけだと思うでしょ?」

うん。違うの?

「違うの! あのね、そのとき、ママはこう言ったの」

その小さい自分を見て下さい。その子に何かしてあげたいこと、
ある? 何かかけてあげたい言葉がある?って。

そしたら、Tさんは、思わず、
「大丈夫だよ、強くなれるからね」って言った。
そして、その子を抱きしめた。

そうだ、これでいいんだ、ってママは思った。

催眠で「見える」っていうと、何かの映像が勝手に見えてくると
思っている人は多い。
そして、いつまで待っていても何も見えてこないと、
「見えなかった」って。

だけど、こんな風に、自分からイメージを呼び出すこともできる。

「不思議なんだよ、例えば、自分の子供の時の姿を思い出すとする
でしょう? 自分で思い出したはずのその子が、しゃべり始めたり
するの」

本当に?

「うん。その子の顔を見て下さい。どんな表情をしてますか?
あなたに何か言ってる?って聞くと、
にっこり笑って私の手を握ってきたとか、ね。
会話もできたりするんだよ」

そう。
静止画でイメージした子供が、いつの間にか動画の世界で
主役を演じている。

これはママにとっても、面白い発見だった。

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