聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(27)

Tさんのように、インナーチャイルドが前回に比べて成長している
ケースもある。

とりあえず、良い方向に進展したから良かった、ってママは思った。

そして、この日(4回目)は、胎児期退行をやることにした。

お母さんのお腹の中に戻るわけだから、もし何も見えなかった場合、
「イメージして下さい」っていうのもちょっと難しいなあって思っていた
ら、運よく、
「まっくらです・・・。ふわふわ(羊水の中で)浮いてます」
という答えが返ってきた。

「今、何か月目ですか?」

「6か月です」
そして、「体が落ち着かない」と言った。

場面を進めると、8か月目になった。
体はさっきよりも落ち着いて、気分も良いと言った。

このとき、ママの口が勝手に動いた。
「あなたより先に生まれたお姉ちゃんは、あなたが生まれることを
どう思っているみたいですか?」

胎児のときは、お母さんの気持ち、周りにいるお父さんや他の家族
の気持ちもわかる。

「お姉ちゃんは私が生まれることを楽しみにしているみたいです」

そのあと、何も見えなくなった。

ここでセッションを終わりにしても良かったのだけれど、ママはふと
思いついて、
(Tさんは犬を飼っているので、その)ワンちゃんの意識を感じてみて
下さい、と誘導した。

ママの勘が正しければ、ワンちゃんは現実に存在しているのだから
過去世やインナーチャイルドよりクリアに見えるはず・・・・。
(後で聞いたら、やっぱり、目の前に写真を見ているかのように、
くっきりと現れたとのこと)


ワンちゃんはすぐに出てきた。

「笑ってる!」とTさんが言った。

Tさんと初めて会ったとき、ワンちゃんの写真を見せてもらったことが
ある。
その時、ママはびっくりした。
うちのワンちゃんと同じような目をしていたから。

きっとTさんのワンちゃんもすごく魂が高いのだろうと思った。

「Tさんとは過去世で何度も一緒だったの?」と聞くと、
ワンちゃんはそうだと答えた。

今回、Tさんの所に来たのは何故?と聞いてみる。

「私が寂しそうだったからって言ってます」とTさんが答えた。

「何かTさんに伝えたいことがある?」

そして、答えをもらった後に、
「私には?」って聞いてみた。

そしたら、「Tさんのことを宜しくね」って。

ママは思いついて、「うちのワンちゃんのこと知ってるの?」って
聞いた。

もちろん会ったことはない。
でも、潜在意識が繋がってるんじゃないかなって思って。

「知ってるみたいです。満面の笑みを浮かべてるから」とTさんが
言った。

ふうん? おもしろ~い!

PageTop