聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(37)

7回目のレッスン。

いよいよ過去世退行を勉強する日。

ママは不安でいっぱいだった。

これまでのレッスンはアドリブでイメージ法を取り入れたりして、
何とかこなすことができた。
でも、過去世に至っては、
「過去世をイメージして下さい」って、できない・・・・。

前回のレッスンでは金髪の過去世の男の子が出て来たけど、
あれはたまたま流れでそうなっただけだし・・・。

今回は最初から「過去世へ」って誘導するわけだから・・・。

ママは前日から、
「明日、どうしよう、どうしよう」って心配してた。

ところが。

過去世退行の説明をして、いざ、デモを始めると、なんとTさんは
すんなり過去世へと入って行った。

「最初に、足元を見て下さい、って言ったら、”真っ白です” って
答えたから、ああ、やっぱり駄目なのかな・・・、何も見えないのか
な・・・・って、思ったの。
そしたら、白い、雪景色だったの!」

雪の中に、長靴、ズボン、分厚い上着、黒い帽子を被った男の人
が立っていた。 髪も目も黒い。
手には猟銃を持っている。

ママはドキドキしながら、「次の場面へ」と誘導した。

行けるかな・・・。
今までの例だと少し見えても、急に暗くなったりしてたし・・・。

でも、ちゃんと場面が展開した。

その後も、誘導通りにストーリーは滞ることなく進んでいった。

「重要な場面」へもちゃんと行ったし、「亡くなる場面」へも行ったし、
「中間世」へも行けた。

もうママは感無量だった。

クライアントさんで3回、生徒で6回のセッションを経て、
ようやく10回目にして、過去世へ!

「しかも、すごいことに、”見えるようになった” どころか、過去世の
場所や年代まで答えられたの!」

初回からよく見える人でも、年代や名前まですんなり答えられる
人はそれほど多くないのに・・・。

ママは本当に驚いた。

今までのTさんとはまるで別人のようだった。

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