聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(51)

最後のレッスンが終わって駅まで送って行くとき、ママはなんだか
寂しくて、心にぽっかり穴が開いたような気持ちになった。

それほどTさんのことがかわいくて、仕方がなかったんだって。

「エフちゃん、レイキのアチューンメントのときに、ママはいくつかの
過去世を断片的に見せられたでしょう?」

うん、後日、ヒプノの教室で練習をするたびに、その過去世のひとつ
ひとつが詳しく出てきたんだったよね?

「そう。でも、そのときに、ひとつだけ出てこなかったものがあったの。
映像はみえなかったんだけど、”姉さま! 姉さま!”って、誰かが
ママのことを呼んでるの。

ハイヤーセフルは、今生ではまだその人と出会っていないって言っ
た。助けるべき時が来たら、出会う、って」

うん、それで?

ママが私を見た。

「それが、Tさんだったの」

え~っ!!

Tさんが過去に何度もママと姉妹だったことはわかっていたんだって。
会うたびに、妹に対するような愛しい気持ちが蘇ってきていたから。

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