聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第21章~時空を超えた再会(52)

4か月後にTさんからメールがきた。

Tさんはインナーチャイルドのセッションをやったときに、陶芸を
始めたいと言っていた。
子供の頃を見に行くと、自分が好きだったもの、夢中になっていた
ことを思い出したりする。
Tさんの場合は、それが「物づくり」だった。

で、陶芸、やろうかなあ、って。

今までだったら、一人で知らない場所へ飛び込むなんでできなかっ
たのに、近くに陶芸教室があったからと、早速行動を起こして
見に行ってみたという報告を受けていた、。

それで、もう、陶芸習ってるのかなあ、と思ったら、
「結局(何もせず)ウダウダと毎日が過ぎていってます」と。(笑)

「でも、最近はそれはそれでいいのかなとも思えるようになりました。
焦っても空回りするばかりだし、私には私のスピードやタイミングが
あるんだと…。
言い訳みたくなっちゃうけど、焦りもなく、今のノンビリな感じもわりと
気に入ってます」

うん、うん!
それでいいんだよね、って、ママは頷く。

「こんな感じですが、マサ子さんと出会って、いろんなことを一緒に
学んで、心にゆとりができました。
ちょっとした問題が起きても、前のようにパニくることもなくなりまし
たし・・・。
毎日が何気に幸せだな…と思えることが幸せです」

毎日が何気に幸せ。

ママはその言葉を見て嬉しくなった。
せっかく生まれ変わってきたのだから、今回の人生を楽しんで欲し
い。特に行動を起こさなくても、単調な日々の繰り返しでも、それを
幸せだと思えることこそが、一番の幸せかもしれない。

Tさんの笑顔を思い浮かべて、ママも幸せな気持ちになった。

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