
そのとき、そばで聞いていたみつるお兄ちゃんが、
「ママ、大丈夫だよ!」と言った。
みつる:だって、ユーリさんだって、ヒプノをやってるうちに
だんだんいろんな力がついてきた、って言ってたよ。
ママ:え? ほんと?
みつるお兄ちゃんは、ユーリさんに会ったことがある。
ユーリさんはママが尊敬しているヒプノセラピストさんである。
中性的で、なんというか、かなり不思議な人。
淡々と生きている(ように見える)。
真理への探究心はすごいものがある。
心理学への造詣も深く、クライアントさんひとりひとりに適切
な話をしてくれる。
それも、静かに、語るように。
ユーリさんもまた、「普通の人」ではない。
だからこそ、ママはヒプノは、そういう、「普通じゃない人」が
やるものだと思っていた。
ママは、お兄ちゃんの言葉に少し救われたけど、でも、やっ
ぱり、そういう力って、生まれつきのような気がした。
それでも、ヒプノを学ぶことは楽しくて楽しくて、ママは、
はやる気持ちを抑えきれず、嬉々として、教室に通い続けた。
そしたら。
「あれ?」って思うことが、少しずつ起き始めたのだ。
「ママ、大丈夫だよ!」と言った。
みつる:だって、ユーリさんだって、ヒプノをやってるうちに
だんだんいろんな力がついてきた、って言ってたよ。
ママ:え? ほんと?
みつるお兄ちゃんは、ユーリさんに会ったことがある。
ユーリさんはママが尊敬しているヒプノセラピストさんである。
中性的で、なんというか、かなり不思議な人。
淡々と生きている(ように見える)。
真理への探究心はすごいものがある。
心理学への造詣も深く、クライアントさんひとりひとりに適切
な話をしてくれる。
それも、静かに、語るように。
ユーリさんもまた、「普通の人」ではない。
だからこそ、ママはヒプノは、そういう、「普通じゃない人」が
やるものだと思っていた。
ママは、お兄ちゃんの言葉に少し救われたけど、でも、やっ
ぱり、そういう力って、生まれつきのような気がした。
それでも、ヒプノを学ぶことは楽しくて楽しくて、ママは、
はやる気持ちを抑えきれず、嬉々として、教室に通い続けた。
そしたら。
「あれ?」って思うことが、少しずつ起き始めたのだ。

