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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

神様のお使い(9)

直感が少しずつ鋭くなっていったけど、それだけではなかった。

ママ:「シンクロニシティ」っていうのも、多くなってきたんだ
   よね。

私:それ、なあに?

ママ:「偶然の一致」とか、「共時性(きょうじせい)」とか言わ
   れてる。

私:ああ、あの「孫の手」のときみたいな?

ママ:それ、それ!(笑)

面白いことがあった。
ある時、ママが背中が痒い!って言い出して。

ママ:背中に手が届かない!「孫の手」があったらいいのに。
   どこに売ってるのかなあ?
って。

その2日後。
ママが100円均一の店内にいたときのこと。
後ろにいた若いカップルの会話が聞こえてきた。

男:あ、おれ、「孫の手」が欲しい。買っていい?
女:うん、いいよ!

(えっ?ここに「孫の手」、売ってるの?)
ママが振り向くと、陳列棚の端に、「孫の手」が数本ぶら
下がっていた。

それから、こんなこともあった。

あるとき、ママは、自転車でお買い物に行っった。

駅付近の大通りを走りながら、
(そうだ、○○さんに、JTBの旅行券を贈ろうかな)って、
思いついた。

そして、
(この辺にJTBって、あるのかな)って思った瞬間、横の
細い路地から、自転車が飛び出してきた。

きゃっ!危ない!って、ママは止まって、その人が横切る
のを待ちながら、ふと、その路地に目をやると、
「うっそ~!」


大通りから路地に入る角にはビルが建っていて、その1Fに、
JTBの看板。

あの時は本当にびっくりしたなあ、って、ママ。

それに、もっと日常的なことで言うと、
スーパーでお買物をしているときに、ふとケチャップに目が
留まり、(なんだろう?でも、目に留まったから買っておこう)
と買って帰ると、ちょうど家にあったケチャップを使い切って
しまう寸前で、その日はオムライスを作る予定だったから、
助かったとか、

なぜかパン粉に目が留まって買ったら、その日、揚げ物を
作っている途中でパン粉が足りなくなり、買っておいて正解
だったとか、
そんなことが多々起こり始めた。

私:ママ、すご~く日常的!

ママ:だって、本当だもん。(笑)

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