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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

神様のお使い(12)

精神世界のことを勉強する人は、ヒーラーや神職などの
過去世があることが多い。

ママは、セッションでそういった過去世が出てくると、
「その場を離れて、客観的に見て下さい。どんなことが起き
ていますか?」というようなことを聞いてみる。

今のところ、答えは全員同じ。

「上から光が降りてきて、私の体を通して、患者の体に
届いてます」と言った感じ。

先日も、ある人の過去世を見に行くと、1,000年位前の巫女
さんだった。
神社でお勤めをしていて、村人たちが悩み事を相談にくると
助言をするのだとか。

ママが、「その助言は、あなたが自分の頭で考えているの?
それとも、他の存在の人がやってるの?」と聞くと、
「姿はないけど、神様のような存在の人が、私を通して
やっています」と答えた。

やっぱりなあ、ってママは思った。

ママ:それでね、エフちゃん、一体、どんな人が媒体に選ば
   れるんだろう、って疑問に思ったの。

ママ:それで、あるとき、上に聞いてみた。
   そしたらね、面白いことを言われたの。
   ”誰でも媒体になり得る”って。

   誰でもいいんだって。
   だけど、神様が上から光を流した時(通したとき)に、
   体の中に、パーッって、いっぱい拡がっていく人と、
   ほんのちょろちょろしか流れない人がいるんだって。
   つまり、人によって、流れる光の量とか、通り方とかが
   違うんだって。


私:(体の中に光がぱあっと拡散していく人と、
 通した光が体の細胞に吸収されて無くなってしまう人?
 そんなイメージかな・・・?)

ママ:それでね、たくさん流れる人っていうのは、いわゆる
   精神世界のことをよく知ってる人や、執着を手放して
   いたり、愛に溢れてる人、そういう人なんだって。
   そういう人は、光を通しやすいんだって。

ママは、話しながら、
(ああ、そっかあ。だから、自分は特別な人間、みたく傲慢
になると、”当たらなくなったり”するんだ)と思った。

そんな話を聞いたことがある。
良く当たると評判の占い師や霊能者が、お金に溺れたり、
自分の力を利用して人を騙したりした挙句、だんだん当た
らなくなってしまったって。

人の役に立てるために授かった力なのに、違う方向に行って
しまったから、「上から取り上げられた」のかと思っていた。
そうではなくて、神様が今までと同じように光を通しても、
通りにくくなってしまったのかもしれない。

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