聖なる樹のヒプノセラピー物語      

神様のお使い(27)

私:その人の理由は何だったの?

ママ:あのね、シータヒーリングを勉強したときにね、
   「思い込みのパターンがどこにあるかを探す」という
   のを習ったの。

シータによれば、人間は潜在意識の中に、知らず知らずのうち
に、「思考パターン(思い込み)」を作り出しているのだという。

そして、その思い込みが現実の生活において影響をしたり、
何らかの問題を引き起こす。

この思考パターンが存在するレベルというのが4つあるの
だそう。

核レベル(胎児期から今までの生い立ちの過程で刷りこま
れたもの)
遺伝子レベル(先祖から引き継がれたもの)
歴史的レベル(過去世から持ち越されたもの)
魂のレベル(魂にまで浸透したもの)

ママと美帆さんはこれを応用してみようと考えた。

彼が何かの問題を抱えていて、それが原因で首の痛み
を引き起こしているのだとしたら、その問題はどのレベルに
あるのだろう?

ふたりでそれを探ってみた。

美帆さんが、「核レベルだね。それも浅い感じ」と言った。

魂レベルだと、治すにしても難易度が高そうだけど、核レ
ベルなら何とかなるかもね、って意見が一致した。

問題は、どうやってそれを聞き出すのかということ。

きっと、こんな精神世界の話は理解してもらえそうもない
相手だった。

でも、美帆さんがこう言ったのだ。
「クライアントさんが神とか宇宙とか、そういった世界を理解
してくれる人だと治りやすい気がする。なぜなら(自分と)
同じ方向を見てくれるから」

美帆さんが見ている方向と、クライアントさんが見ている方
向が異なると、せっかくヒーリングをしても光が届きにくい
らしい。

美帆さんが癌を治したという噂を聞いた友人・知人たち
から次々と依頼が持ち込まれているのだけれど、
「癌でも、中耳炎でも、難聴でも、偏頭痛でも、治った人に
共通することは、そういう目に見えない世界を当たり前に
信じている人。そして、ピュアな人」

その通りなのかもしれない。

3か月後に、ママはある人から同じような話を聞いたから。

ママ:フィリピンで有名な心霊治療師が、たまたま日本に
   くることになったんだって。で、ある人が、脳腫瘍の
   友人に、治療を受けてみたら?って勧めたんだって。
   その友人はそういう世界は信じない人だから、躊躇し
   たらしいんだけど、結局受けたんだって。

私:治ったの?

ママ:腫瘍は消えたらしいよ。

でも、その心霊治療師が言うには、
「本人が信じていなくても、治すことはできるけれど、
疑いの気持ちがあると、その壁をも通して光を送らなくて
はいけない。それはとても大変」なのだと。

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