
もうひとつの疑問はまさにそこである。
ママ:せっかく記憶を消して生まれてきているのに、なぜ、
わざわざヒプノをやって思い出す必要があるの?って。
ママが最初にそのことを疑問に思ったとき、高次の存在は
こんな風に教えてくれた。
「それはね、記憶を呼び戻す必要がある人と、必要じゃな
い人がいて、記憶を必要とする人はね、必ず記憶を必要と
する時がくるんです。
だから、記憶に囚われないで生活する人もいれば、記憶を
呼び戻して、またひとつ私たちに近づく人もいるということで
す」
ママ:記憶を呼び戻して、高次の存在に近づく、っていうの
が、キーワードなんだと思う。
結局、人間の本質を思い出すってことは、魂のレベル、
つまり人間は光の存在だってことに気づく、ってことだ
よね?
そして、ヒプノは人間の本質を思い出すためのツールのひ
とつなのである。
輪廻転生を繰り返してすべての経験が終わった時、人間は
もう肉体を持つ存在として生まれ変わることはない。
もはや学ぶべきことがないからである。
ママ:ただ、人々を助けるために、敢えて肉体を持って戻っ
てくることもあるんだって。マザー・テレサとかは、そう
いう人なのかもしれない。
ママはこの輪廻転生を、「すごろくゲーム」のようなイメージ
で捉えていると言った。
ママ:みんなスタートするでしょ?すごろくを振る回数分の
人生があるとするじゃない?ある時は(6の目)でぐん
ぐん進み、あるときは(1の目で)少ししか進まないか
もしれない。ここでいう「進む」っていうのは、「学ぶ」と
か、「気づく」ことなんだけど。
ある時は1回休みで、のんびりまったりした人生かも
しれないし、またある時は自分の決めてきたシナリオ
通りに行かなくて後戻り、ってこともあるよね?
私: シナリオ通りにいかないときもある?
ママ:今までのセッションの例からいくと、「許す」ことを学ぶ
っていうのをテーマにしてたのに、許すどころか、許せ
ないことをしてくれる相手(もちろん青写真で決めてい
る)に逆上して、結局、学ぶことはできなかった、みた
いなね。
で、中間世に戻った時に、しまった!って。
そしてまた、シチュエーションを変えて、「許す」という
ことをテーマに生まれ変わってきたりするの。
ゲームの進度は人それぞれでしょ?
生まれ変わる回数も人それぞれだよね?
だけど、どんな人も最後は「あがり」になる。
私:ああ、そっか。だから、ママは、人間は生まれた時から
霊格が違う、って言ってたんだ。
ママ:うん。肉体は皆一様に「赤ちゃん」から始まるから、
スタートラインが同じように思えるかもしれないけど、
生まれた時から霊格の高さっていうのは、人それぞれ
だよね。
子供なのに、「この子って、すごい大人ね」って思える
人もいれば、いい大人なのに、「なんて子供っぽいんだ
ろう」っていう人もいるのは、そういう訳なんじゃないか
なと。
人間の本質は光であり、そもそもあらゆる叡智を備えてい
て、本当は、すべての答えは自身の中にあるのだということ。
そういったことを、こんな風に、何度も生まれ変わりながら、
様々なことを経験し、学び、気づきながら思い出していくの
だということ。
そのしくみを知ることで、今直面している人間関係とか、仕
事とか、病気とか、恋愛とかを魂の視点から眺められるよう
になると、考え方が変わり、ひいては人生が変わっていくん
じゃないかな、ってママは思っている。
きっと、もっと楽に生きられるようになる、って。
第25章~魂の交信
ママ:せっかく記憶を消して生まれてきているのに、なぜ、
わざわざヒプノをやって思い出す必要があるの?って。
ママが最初にそのことを疑問に思ったとき、高次の存在は
こんな風に教えてくれた。
「それはね、記憶を呼び戻す必要がある人と、必要じゃな
い人がいて、記憶を必要とする人はね、必ず記憶を必要と
する時がくるんです。
だから、記憶に囚われないで生活する人もいれば、記憶を
呼び戻して、またひとつ私たちに近づく人もいるということで
す」
ママ:記憶を呼び戻して、高次の存在に近づく、っていうの
が、キーワードなんだと思う。
結局、人間の本質を思い出すってことは、魂のレベル、
つまり人間は光の存在だってことに気づく、ってことだ
よね?
そして、ヒプノは人間の本質を思い出すためのツールのひ
とつなのである。
輪廻転生を繰り返してすべての経験が終わった時、人間は
もう肉体を持つ存在として生まれ変わることはない。
もはや学ぶべきことがないからである。
ママ:ただ、人々を助けるために、敢えて肉体を持って戻っ
てくることもあるんだって。マザー・テレサとかは、そう
いう人なのかもしれない。
ママはこの輪廻転生を、「すごろくゲーム」のようなイメージ
で捉えていると言った。
ママ:みんなスタートするでしょ?すごろくを振る回数分の
人生があるとするじゃない?ある時は(6の目)でぐん
ぐん進み、あるときは(1の目で)少ししか進まないか
もしれない。ここでいう「進む」っていうのは、「学ぶ」と
か、「気づく」ことなんだけど。
ある時は1回休みで、のんびりまったりした人生かも
しれないし、またある時は自分の決めてきたシナリオ
通りに行かなくて後戻り、ってこともあるよね?
私: シナリオ通りにいかないときもある?
ママ:今までのセッションの例からいくと、「許す」ことを学ぶ
っていうのをテーマにしてたのに、許すどころか、許せ
ないことをしてくれる相手(もちろん青写真で決めてい
る)に逆上して、結局、学ぶことはできなかった、みた
いなね。
で、中間世に戻った時に、しまった!って。
そしてまた、シチュエーションを変えて、「許す」という
ことをテーマに生まれ変わってきたりするの。
ゲームの進度は人それぞれでしょ?
生まれ変わる回数も人それぞれだよね?
だけど、どんな人も最後は「あがり」になる。
私:ああ、そっか。だから、ママは、人間は生まれた時から
霊格が違う、って言ってたんだ。
ママ:うん。肉体は皆一様に「赤ちゃん」から始まるから、
スタートラインが同じように思えるかもしれないけど、
生まれた時から霊格の高さっていうのは、人それぞれ
だよね。
子供なのに、「この子って、すごい大人ね」って思える
人もいれば、いい大人なのに、「なんて子供っぽいんだ
ろう」っていう人もいるのは、そういう訳なんじゃないか
なと。
人間の本質は光であり、そもそもあらゆる叡智を備えてい
て、本当は、すべての答えは自身の中にあるのだということ。
そういったことを、こんな風に、何度も生まれ変わりながら、
様々なことを経験し、学び、気づきながら思い出していくの
だということ。
そのしくみを知ることで、今直面している人間関係とか、仕
事とか、病気とか、恋愛とかを魂の視点から眺められるよう
になると、考え方が変わり、ひいては人生が変わっていくん
じゃないかな、ってママは思っている。
きっと、もっと楽に生きられるようになる、って。


