聖なる樹のヒプノセラピー物語      

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魂の交信(12)

その日のマチ子さんのセッションで興味深かったのは、
「英語を話せないコンプレックス」を持つサブパーソナリティ
だった。

人は自身の中に、「いろいろな自分」がいて、それをヒプノ
では「サブパーソナリティ」とか「副人格」と呼ぶことがある。

たとえば、「待ち合わせをしても、いつもぎりぎりになって
しまう」とか、「やるべきことをつい後回しにしてしまう」とか
ね、そういう癖を持つ人格が自分の中にいるわけで、潜在
意識下ではその人格と対話をすることができる。

対話をすることで、いつその人格が自分の中に芽生えたの
か、何がきっかけだったのかを知ることもできる。

ママが、「英語を話せないコンプレックスさん、出て来てくだ
さい」と言うと、よれよれのおじいさんが現れた。

「いつからマチ子さんの中にいるの?」と聞くと、「ずっと前
から」という答えが返ってきた。

ママ:ずっと前?・・・・過去世からですか?

おじいさんが頷いた。

その過去世へと誘導する。

おじいさん:山がたくさん見える。丘の上にいます。
     わたしは修道士です。
     前の宗教団体から抜けて改宗した。
     そしてこの土地(での布教)を任された。
     新しい土地。新しい人たち・・・。
     でも、私はこの村の言葉をあまり話せない。
     だからコミュニケーションがうまくとれない。

次の場面へと進む。

おじいさん:ひとりで寂しくしています。

ママ:何があったんですか?

おじいさん:村人のひとりとケンカになって・・・・。
    言葉の行き違いです。
    それを説明したくても、私には十分な会話力がない。
    村人はみんな私を避けるようになりました。
    私は・・・・ひとりぼっちです。

誤解が解けることもなく、そのままひとり寂しく年老いて
死んでしまった。

思うように布教活動が出来なくて心残りだという修道士に、
この人生の書き換えをしたいか聞いてみる。

「是非」という返事を受けて、誘導をする。

おじいさん:村人とのケンカの場面に戻りました。
      私は一生懸命説明しています。
      頼むから、わかってくれ・・・・。

      ・・・・。ああ・・・、わかってもらえました。
     お互い、笑顔になりました。

次の場面を見に行くと、修道士は村人たちと仲良く暮らして
いた。たくさんの村人が修道士の元を訪れ、彼の話に耳を
傾けていた。

修道士は泣きながら、「これで思い残すことはない。ありが
とう」とママに言った。

ママが、「もうマチ子さんのサブパーソナリティでいる必要は
ないから、光の世界に帰りますか?」と聞くと、「帰りたい」と。

それで、ママは修道士が光の世界へ帰るように誘導した。

私:光の世界へ帰っちゃった、ということは、もうマチ子さん
  の中から、英語を話せないというコンプレックスがなくな
  るということ?

ママ:と、思うよ。

まさか、英語を話せないというコンプレックスが、
過去世のこんな状況からきているとは思いもしなかった。

「魂って、本当に不思議」って、ママは言った。
輪廻転生を繰り返す中で心残りがあると、
こんな 形で後世に影響を及ぼすなんて・・・。

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