聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の交信(25)

不思議なビジョンが見えた。

セッションをやっているママの姿。
そのママとおばあちゃんが、ぴったり重なっている。

ママは茫然とした。

(私じゃなくて、おばあちゃんがセッションをやっていたの?)

ああ! だから!
謎が解けた。

私:謎?

ママ:マチ子さんとひとみさんと3人で勉強を始めてから、
   変だなあって、ずっと思ってたの。
   セッションをやるたびに、「クライアントさん以外の、誰か
   の魂と話す」展開が出て来るの。

ヒプノのコースでは、説明の後、台本に沿ってセッションの
練習をする。
みんな始めてだから、なるべく基本に忠実に行う。

それなのに、マチ子さんやひとみさんがセッションをやると、
何故か必ず複雑な内容になってしまって、ママが途中から対
応せざるを得なくなるのだった。
しかも、毎回と言っていいほど、セッションに登場する(クライ
アントでない)人たちの魂を癒す必要性が生じる。

「おかしいなあ、なんでだろう」って、ママはいつも不思議に
思っていた。

あるとき、ママはマチ子さんのセッション中、ハイヤーセルフに
聞いたこともあった。
「なぜ、最近、セッションのたびに、魂と話すシチュエーション
になるの?」って。

私:そのときは何て言われたの?

ママ:魂と交信をすれば、(目の前の)クライアントを癒すだけ
  ではなくて、そのクライアントの身近な人も同時に癒せる。
  1回のセッションで複数の人を癒せるって、言われた。

「みんな、こわがってそれをやらない。
でも、あなたはそのやり方を良く知っている。
そのことに長けている」と。

ママは、正直、戸惑っていた。
マチ子さんやひとみさんが現れた途端に、何故こんな展開に
なったのか、わからなかったし。

なるほど、おばあちゃんが背後で操っていたのか・・・。

ママが、「セッションをやってたのは、私じゃなくて、おばあ
ちゃんだった」と言うと、ふたりも驚いていた。

家族三世代が千年以上のときを経て、集結しているのだった。

そしてみんなで「魂の癒し」を行っている。


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