聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の交信(40)


私: ねえ、ママ、しゃれこうべさんは、なぜマチ子さんを選ん
  だのかな?

ママ: それはきっと、マチ子さんがいわゆる「霊媒体質」だか
  らじゃないかな?

マチ子さんは10代の頃から、UFOとか、宇宙人とか、幽体
離脱とか、いわゆる「不思議」「神秘」な世界にとても興味が
があったと言っていた。

ヒーリングとか、いわゆるスピリチュアルな勉強を始めたのは
つい数年前からだけど、神秘の世界に早くから興味を持つだ
けあって、直感も鋭かったらしい。

ママ: たとえばね、霊の存在とかも感じるらしいの。
  あるとき、マンションの3階に住んでたんだって。
  で、夜中にふと目が覚めたら、マンションの前を歩いてる
  霊の存在を感じたんだって。 
  その霊がオートロックの扉から入って来て、エレベーター
  で3Fに昇ってきて、自分の部屋に近づいて来るんだって。

私: ひゃ~! そ、それで、どうなったの?

ママ: 玄関からす~っと入って来て、(来ないで! 来ない
  で)と思っているマチ子さんの寝室に・・・・・。

なんで霊のそんな一連の動作が、寝室に居ながらにして、
まるでモニターで監視しているかの如く見えたの?っていう
のも驚きだったけど、ママは
「すごいねえ。 その霊はちゃんとマンションのドアから入って
きて、エレベーターまで使うんだねえ」って感心してた。(笑)

「霊って、どこにでも、ふわ~ってワープできるのかと思った」

ママ: それからね、あるとき霊能者というか、霊媒師というか、
  そういう人のところへ行ったことがあるんだって。
  その人がちょっと胡散臭い感じで、マチ子さんがひとり暮ら
  しかどうかをしつこく聞くらしいの。
  
私: なんで?

ママ: 女性の一人暮らしだとわかると、「部屋の除霊もした
  ほうがいい」とかなんとか言って、押しかけるみたい。

  その夜、マチ子さんが布団に入ると、目の前に黒い丸が
  二つ、ぽっと浮かんだんだって。
  「なんだろう?」って思ってたら、その黒丸が目玉に変化して、
  ぎょろぎょろってこちらの様子をうかがってるんだって!

私: 黒い丸がふたつ、って、つまり、両目?

ママ: そう! それでね、マチ子さんは賢いの。
  「やめてよ」とか「気持ち悪い」とか思ってしまうと、向こう
  に伝わっちゃうから、なるべく気づかないふりをしてたん
  だって。
  そしたら、そのうち、す~っと消えたんだって。

マチ子さんいわく、その霊媒師から、「部屋の除霊、申込み
ますか?」みたいな内容のメールが届いていたらしい。
その返事が来るかな?と彼が考えただけで、マチ子さんの
部屋に「目」が現れたのである。

ママ: だから、その霊媒師のことを「きゃ~! 気持ち悪い」
  って思っただけで、きっと、こっちの念も読み取られちゃう
  と思ったんだって。それで、マチ子さんは敢えて知らんぷり
  して、その人のことを考えないように勤めたらしいの。

そんなマチ子さんだから、霊からみれば、「あ、この人はチャン
ネルが合う人」ってすぐわかるのだろう。

私: チャンネルが合うって、どういうこと?



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