聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の交信(43)

その答えは、次にマチ子さんに会ったときに、彼女自身が教
えてくれた。

「私は彼に恋をしていた。でも、(当時)彼を救うことはできな
かった。それで、今度生まれ変わったら、必ず彼を助けると
約束したの。

私: それが、今生の、そのセッションだったわけ?

ママ: みたいよ。

時を超えて、そんな形で救うこともあるのかと、ママも驚いた。

「それでね、インドの青年の話にはまだ続きがあるの」と、
ママが言った。

ママ:また別の日にね、インドの青年の話になったの。
  その人は昔の恋人だったわけだから、今生再会してるって
  ことは、今後何か縁があるかなあ?って。

「たまたまセミナーで知り合っただけだし、また同じ業種の
セミナーに参加したとしても、彼が来るかどうかは
わからない。それにわたしより年下かも」
マチ子さんがそう言ったとき、ママはぞくっとした。

ママ: 真実に触れた時とか、魂が知っていることを耳にしたと
  きって、鳥肌が立ったり、ゾクゾクしたりするんだよね。(笑)

そして、ママは自分でも思わぬことを口にした。

ママ: ねえ、マチ子さん、もし何か縁があったときに、自分は
  年上だからとか、自分なんて・・・とか、そういう風に自ら
  身を引かない方がいいみたい。

ママがそう言った途端に、マチ子さんの目からみるみる涙が
溢れ出した。
「だって・・・・」と言ったきり、言葉に詰まって、ぽとぽと涙を
流している。

こんなに動揺したマチ子さんを見たのは初めてで、ママは
慌てた。

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