聖なる樹のヒプノセラピー物語      

マインドブロックバスター(94)

ママ: ねえ、エフちゃん、考えもつかなかったの。
  「通信機」だから、向こうからも「通信」できる、ってこと。

私: 「向こう」って?

ママ: わかんない。 でも、「宇宙人」とか?

クマちゃんやSさんを呼んで、「宇宙人交流会」を開いたとき、
面白がって、ふたりに「宇宙語」をしゃべってもらったりした。

ふたりが、それぞれに意味不明な言語をしゃべっているとき、
ママは目を閉じて聞いていた。

すると、種類の違う宇宙人がふたり見えた。

Sさんは、全身緑色で、手足はひょろひょろとした触覚みたいに
なっていた。

クマちゃんは、よく映画に登場する「宇宙人」みたいに、小柄で
白い宇宙服のようなもの着ていた。

そして、互いに異なる言語でしゃべっていても、相手の言って
いることは理解できるようだった。

ママ: 標準語と関西弁みたいにね。(笑)

でも、このときは、「宇宙人」といっても、目の前のふたりは
れっきとした地球人であって、宇宙語を話しているのも、潜在
意識の記憶にすぎない。

はるか昔に宇宙人だったころの記憶。

ママ: だけど、スクリーンに映りかけたのは、
   「現存する宇宙人」でしょう?


あの赤い点、「ほし」だと思う。

そこに通信機が繋がった瞬間、その「ほし」の何者かが、
スクリーン上に姿を現わしかけたのだ。


もう一度、指輪を空に向けて、方向を合わせれば、また
あのスクリーンが現れるかもしれない。

そして、「彼ら」は何かを伝えてくるのかもしれない。

でも、ママは恐ろしくて、以後、決して、指輪を空へ向けて
かざすことはしなかった。


それなのに・・・・。

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