聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の解放(15)

その過去世の人は、Y子さんに伝えたいことがあると言った。

自分が出来なかったことを、今生、やって欲しいのだと言う。

古いヨーロッパの時代。

田舎の町に暮らしていた彼女は、花束を売っていた。

毎日、自分で野に咲く花を摘んできて、花束にして売ってい
るのだった。

普通のお花屋さんで売っているような華やかさがないので
人々は目もくれず、花束は殆ど売れない。

彼女は残念で仕方がない。

野に咲く花は、お花屋さんの店頭に並べる為に栽培された
花とは違うエネルギーがある。


大地に根を張り、太陽の光を浴び、たくましい生命力や
パワーを漲らせている。

だから、家の中に飾ることで、空間や人に、エネルギーを
与え、癒すことができる。

彼女はそれを知っているのだった。

家に、ほんの少しずつ野の花を飾ることで、人々が癒されて
くれたら・・・・。

そんな願いを込めて、毎日花束を作って売っている。

でも、野の花にすごいパワーがあることも、彼女がそれを熟知
していることも、殆ど理解されることなく、その人生は終わり、
彼女はとても残念に思っていた。

私: それで、「天使のワーク」の最中に割り込んできて、(笑)
  その想いを伝えようとしたのね?

ママ: そう。 今生、Y子さんは野の花ではなく、造花を
  使っているけど、お花のパワーを人々に手渡すという意味
  では、同じことをやってるんだね~。

  Kさんはその過去世のときに、彼女の思いを理解してくれ
  ている、数少ない理解者だったんだって。


 
  そうそう。

  Pさんのセッションで、フラワーリースが出てきたでしょう?

  Y子さんが、「お花といっても、フラワーアレンジメントとか、
  ブーケとか、コサージュとかいろいろあるけど、丸いもの、
  つまり、リースしか興味がない」って言ったの。

  面白いよね~。リンクしてる~。

そう言いながら、ママはクスッと笑った。

ママ: ねえ、エフちゃん、本当はね、Y子さんが、Kさんの
  ことを、「ほら、マサコさんが前に見てくれた、あの過去世
  の中の恩人」って言ったときね、私、こう思ったの。

  え~っ、あの過去世、本当だったんだあ!って。 (笑)

「だってさ」って、ママは続けた。

「もちろん、過去世は信じてるよ。
 でもさ、検証のしようがないじゃない?
 だから、こんな風に、” 本当だったんだ~”って思わせて
 くれる事実に出会うと、新たに感動するんだよね~」(笑)


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