聖なる樹のヒプノセラピー物語      

浄化隊(4)~ヨーロッパ編

Tさんは植物と話せる・・・・というか、植物の気持ちを感じる
ことができる。

R子さんは事前にママからそのことを聞いていた。


目の前のテーブルには、つぼみがほんの少し開いただけの
バラが一輪、

そして、別のテーブルの上には、花瓶にたくさんのバラが活け
てあって、見事に咲いている。


Tさんは両方を見比べて、こう言った。

Tさん: こっち(一輪)のバラは、「みんなと一緒じゃなくても、
  私は自分のペースでゆっくり咲きたいから、気にしないで
  ね」って言ってるよ。

bara.jpg 
(イメージ)


ママにもメッセージが聞こえた。

店で売られているすべてのバラが、みな一様に美しく咲き誇る
わけではなく、中には、つぼみで一生を終えるもの、満開にまでは
咲くことのできないもの、いろんな「生」を背負っているものが
いる。

自分はそういったものを引き受ける役目なのだと言った。


R子さんはTさんのリーディング力に感心して、次から次へと
質問を投げかける。


R子: じゃあさ、ベランダに置いてあるアジサイは?
  あの場所で大丈夫?

Tさんがベランダを覗いて、「うん、大丈夫」

「でも、その隣にある鉢植えは室内に入りたがってる」

R子: やっぱり、そうかあ! なんだかそんな気がしたのよね~。

で、いそいそと室内へといれてあげる。

Tさん: それから、あのテレビ台の横の棚にある鉢植えは、
  逆に、外に出たがってる。

R子: え?  そうなの?

Tさん: うん、ここは暖かすぎるって。


R子さんは、今度はその鉢植えを外へ出す。(笑)

R子: 部屋の隅っこに置いてある、あのポインセチアは?
 ポインセチア
  (イメージ)


Tさん: あの子はあの場所がお気に入り。
 あそこから、部屋のすべてが見渡せるから気に入ってる。


ママ: 面白かったのはね、会話の間中、出窓の鉢植えたちが
 し~んと息をひそめてその様子を見守っていたの! 

自分たちは今の場所から絶対に動きたくない、ほかの鉢植えと
場所を入れ替えられたりしてたまるもんか!って。

その気持ちがヒシヒシと伝わってきた。 (笑)


Tさんは、なんだかこの国に来た途端に、リーディング力が
全開になった気がした。

ママ: その通りだったの!
 
植物だけではなかった。

石とも対話をし、ガイドとも対話をし、ママがR子さんの過去世を
見ているときには、一緒にその過去世にす~っと降りてくるほどに
なっていく。


ママ: ミラクルセラピーの講座はまだ半分(4回)しか
 終わってなかったのに、いったい何が起きたのかと。

でも、まあ、受講に来た時から、霊性の高い人だなあとは
思っていたので、然るべき時が訪れただけのことかもしれない。

そして、
このあとの滞在期間中、Tさんの力が多くのミラクルな出来事を
引き起こすことになる。

その力はR子さんにまで波及し、ついにはR子さんの能力までも
開花させてしまうのだ。


さて、

ひととおり植物との対話が終わったところで、ママとTさんは
持ってきたお土産をザザ~ッと床の上にぶちまけた。(笑)

ママ: R子さんが日本で買ってきて欲しいものがあるんだけ
 ど、頼んでいい?って聞いてきたから、気軽に「いいよ~!
 ふたりだからいっぱい持って行けるよ~」って言ってしまった
 ら・・・・

さざれ石 1キロ
切り餅 1キロ
羊羹 1キロ
お菓子やふりかけ、調味料類・・・・
と、わんさか。


 IMG_0869_convert_20160119000535.jpg

頼まれもしないのに、勝手に本とかも持って行ったし、
Tさんも、「お正月」を意識して、しめ縄や門松、鏡餅まで
持参して、たぶんふたりで10キロぐらいはあったんじゃないかと
思う。 (笑)


ママ: 出発当日まで、あれもこれも持って行ってあげたいと
  思う自分を変だな?って感じてたんだけど、行ってみたら
  理由がわかったの。

過去世でR子さんの母親だったことがあったのだ。

私: そっか! (笑) 
  田舎の母親が、娘を訪ねて上京する際に、
  お米とか、田舎でとれた野菜とか、作ったお惣菜とかを
  持って行ってあげるような感覚だったんだ。

ママ: そうそう! ハハハ・・・!

 
そして、本当に、旅先で、モタモタ、ぼ~っと動作ののろいママを
R子さんは、まるで母親の面倒を見るかのごとく、てきぱきと
お世話してくれた。 (笑)

ママ: 結局、重いスーツケースも、ほとんどR子さんが運んで
  くれたし。

私: え・え・え~っ?
  (ママに代わって)R子さん、お世話かけました~!
 ありがとうございました。

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