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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第1章(5)~目的に出会ったとき

自分が捜し求めていた道(でも、本当は生まれる前から
決めていた道)に出会うと、魂がとても喜ぶらしい。
 

「ワクワクする」らしい。


ママの場合もそうだった。


スクールに通い始めて、1回目の授業から帰ってきたときのママは             
熱に浮かされたように、「信じられない、信じられない!」を連発していた。


「ウソみたい! 信じられな~い!」と言いながら私をぎゅうっと抱きしめた。


「まさに地上の楽園なんだよ!あんな所があるなんて!
もう楽しくって、楽しくって! 本当に幸せ!」


いつまでも興奮冷めやらぬママ・・。


そう、地上の楽園。
ママにとっては。
だって、そこに通ってきている人達は殆どがソウルメイトで
いわば、ママは「古巣」に戻ったような感覚だったと思う。


「みんな話しが通じる」
「楽しい」
まるで、魂の同窓会のような場所。


魂レベルで話が通じるというのは、
「気が合う」とか、「価値観が同じ」とか、
そういうのを通り越した、もっと深いところでの感覚。


普段の日常生活の中ではなかなか味わえない、
「魂のつながり」を感じる人達が同じ場所に集まっているのだから、           
ママがそこを「地上の楽園」というのも頷ける。


ママは毎週、スクールの日を心待ちにしていた。


仲間と会うこと、
そして潜在意識につながること、
これはママの人生における無常の喜びとなり、
この後、緩やかに、しかし確実にママの人生は変わり始めた。


  第2章~ソウルメイト

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