聖なる樹のヒプノセラピー物語      

浄化隊(43)

W子さんたちが帰った後、部屋を片付けてママが布団に
入ったのは、夜中の2時ごろ。

昏々と眠り続けて、目が覚めたら、夕方の5時だった。

15時間も眠っていたことになる。(笑)


ママ: よっぽど疲れてたのかな。

ママは解放のセッションが楽しくて楽しくてたまらない人で、
やればやるほど魂はワクワクして元気になるんだけど、

残念ながら、3次元の肉体は同じスピードではついて行けず、
こんなふうにエネルギーチャージが必要になるらしい。


「とにかく、これでヨーロッパ浄化隊は終わったあ!」って
ママは伸びをしていた・・・。


が、その3日後。

Tさんからメールが来た。

実家に戻ったら、安心したのか、疲れが出たのか、
よく寝ていると書いてあった。

ママ: うんうん、同じだ~。
  彼女も疲れてたんだろうなあ・・・。

まるで「戦友」のような想い。(笑)


Tさんは、
夢をたくさん見ていると。

そして、
朝になるともう思い出せない夢が多い中、
はっきりと覚えている夢があって、

それは、青黒い海の中に首を切られ、
目玉が転がっている、というもの。

この夢の意味を知りたいので、
時間のあるときに誘導をしてもらえないだろうかと。


ママ: 「夢」を見ているときは、潜在意識の世界に100%
  潜っている状態なの。

  つまり、寝ているときは、魂の世界に戻っているの。

だから、「夢」の中で過去世に戻って、浄化をしているときも
あるのだとか。


Tさんはバイキングの浄化の続きをしているのかもしれない、
ってママは思った。


翌日、電話をしてみる。

ママが誘導して、Tさんはその夢の中へ戻っていく。


わかったことは・・・・

やはりヨーロッパの過去世だったこと、

Tさんはバイキングだったこと、

西暦692年か792年のどちらかに、嵐に会ったこと、

仲間が懸命に舵をとり、なんとか船体を立て直そうとしたが、
結局、船はバラバラになり、海に沈んでしまったこと。


海の底で長い時を経て、遺体は朽ち果て、
今は頭部の骨のみが残っている。

それも時間の問題で土に帰ることだろう。

周囲には、仲間の骨が点在しており、船の残骸も見える。

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ママが「何か気持ちを感じますか?」と聞いてみる。

「(沈む時)ちょっと悲しかったけど、でも、悔いはないなあ」とTさん。

バイキングの人生を堪能したようだった。


このあと、書き換えをしたいというので誘導してみると・・・。

全く同じストーリーだったが、

海の底に眠る骸骨たちが、楽しげに踊りながら空に昇っていく。

そして、口々に、「俺たち、海の男だよなあ!」と笑いながら
光に帰って行った。


ママは、(あれれ? これ、やっぱり浄化じゃない?)って思いながら、

「なぜ、今この過去世を夢で見たの?」と聞いてみた。


Tさん: ヨーロッパでは、
  (私たちが)大きい仕事をやっていたので、
  小さい過去世たちは、「自分たちもやって欲しい!」
  と願い出ることができなかった。

  向こうの地で大きな重石をとったことで、
  こういった小さな難破の過去世も浮上することができた。


ママはそれを聞きながら、「忍者の浄化の時と同じだ~」と思った。

あのときも、最初に名のある武将たちを浄化し、
そのあとに家臣たちが、われもわれもとやってきたっけ


Tさんが、「えっ? じゃあ、またあのときみたいに、
これからも続くのかな?」と不安げな声。

ママ: (笑) ううん、もう個々じゃなくて、
  ヨーロッパの土地全体とか、
  バイキングが活躍した海域全体とか、
  広範囲をいっぺんに光に 帰せばいいんじゃないかな?

Tさん: (ほっとして)そっか!


このとき、ママはまだ気づいていなかった。

これこそが、これからやるべきことを示唆してるってことに。

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