聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第9章~レイキで見た過去世(12)

「うん。アチューンメントの時に、イギリスで馬車の下敷きになった過去世があったでしょ?」


それも、見たの?


「3回くらい、見たの。ストーリーはね・・・」


イギリスで裕福な家庭の子供だったママとKさん。
ある年の夏の間を、一家は郊外の別荘で過ごすことに。
ふたりは家の庭で遊んでいる。
敷地は白い柵で囲まれていて、庭は芝生になっている。
母親は家の中で赤ん坊を抱っこしてあやしている。


突然、ママ(5歳位)が柵の外に出て行く、
お兄ちゃんのKさん(6~7歳)があわてて後を追いかける。
妹に戻るように言うが、ママはドンドン走っていって大通りに飛び出す。
その時、運悪く、馬車が・・・・。


ママが次に見た場面は馬車が横倒しになっていて、ママの膝から下が馬車の下敷きになっているシーン。
そばで泣きじゃくるお兄ちゃん。


次の場面では、ママは家に運び込まれてベッドに寝かされている。
医者が往診に来た後のようだ。
結局、ママはそのまま息を引き取る。


その日からずっとお兄ちゃんは自分を責め続ける。
妹の事故は自分のせいだと・・・。


10代のお兄ちゃんはくら~い少年だった。


やがて20歳を過ぎ、お兄ちゃんは妹の死から得た”命の尊さ”に 目を向け、スピリチュアルに目覚め、人のために役にたちたい、と自分の人生の方向性を見出していく。


ふうん。でも、ママ、それって、どちらかというと、ママじゃなくてKさんの過去世なんじゃないの?


「あのね、中間世でね、ハイヤーセルフに聞いたの。
”なぜ、この過去世を見せられたの?」って。


「そしたらね、こう言われたの」


どんなに輪廻転生を繰り返そうとも、
この一族に生まれたからには、人生の軸になる部分は常に ”人への癒し(ヒーラーのような役割)”である。


「それを繰り返し繰り返し学ぶんだって」


そして、このイギリスの過去世では、ママはKさんの学びのために 幼くして光の世界に帰ることを決めて生まれて来ていたんだって。


Kさんはやがて妹の死を乗り越えて、スピリチュアルな世界を学ぶことになる。


「あなた達は、このように何度も出会い、お互いが(真理を)学ぶための役割を演じあっている。
なぜなら同じ一族に生まれ、人生の(学びの)軸は常に”人への癒し”だからだ」って。


そうだったんだ・・・・。ママ、それで、全部?


「まだ、見てないものがあるの」

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