
その夜、ママはみつるお兄ちゃんにその話をした。
「(植物には)レイキって気持ちいいみたいよ」
お兄ちゃんはガジュマルとカネノナルキを見た。
(間)
「・・・・・・ほんとだ。レイキやって、って言ってる」
お兄ちゃんにも聞こえたのだ。
お兄ちゃんはもともと直感が強い。
このガジュマルもお兄ちゃんが買ってきたのだ。
あるとき、百貨店の中でこのガジュマルがふと目に留まり、
何故か「買わなくちゃ」という気がしたのだとか。
カネノナルキはママの知り合いがくれたものだった。
ママは「植物とは相性が悪いみたい」と常々言っていた。
「だって、エフちゃん、植物がすぐに枯れるんだよ。お花だってすぐ枯れるし 、観葉植物だって必ず枯れちゃうし、アロエが買って1週間で枯れた時はお花屋さんから ”アロエを枯らす人も珍しい”と言われたんだから!」
のちにわかるんだけど、植物って人間の負のエネルギーを感じ取って 自らのエネルギーを 与え続けることで枯れてしまうんだって。
人が疲れていたり、悲しかったりする時、身代わりになって枯れていくのだと 江原啓之さんの本にも書いてあった。
本当はそういうときこそ、枯れた植物に「ありがとう」と言って新しい植物を 置いておく方がいいのだそう。
植物は人を癒すエネルギーを持っているから。
だから病人のお見舞いにもお花を持っていくんだって。
ママはそんなことを知らなかったから、植物とは相性が悪いのだと思って、なるべく買わないようにしていた。
そういう理由で、知り合いからカネノナルキの鉢植えを貰う時も、最初は辞退したのだ。
でも、「いいから、いいから、持って行って」と渡されたその小さな鉢植えは、何故か枯れなかった。
しかも、1年後にその知り合いが急逝したので、大事な形見になった。
今では10倍くらいの大きさにまで育っている。
「(植物には)レイキって気持ちいいみたいよ」
お兄ちゃんはガジュマルとカネノナルキを見た。
(間)
「・・・・・・ほんとだ。レイキやって、って言ってる」
お兄ちゃんにも聞こえたのだ。
お兄ちゃんはもともと直感が強い。
このガジュマルもお兄ちゃんが買ってきたのだ。
あるとき、百貨店の中でこのガジュマルがふと目に留まり、
何故か「買わなくちゃ」という気がしたのだとか。
カネノナルキはママの知り合いがくれたものだった。
ママは「植物とは相性が悪いみたい」と常々言っていた。
「だって、エフちゃん、植物がすぐに枯れるんだよ。お花だってすぐ枯れるし 、観葉植物だって必ず枯れちゃうし、アロエが買って1週間で枯れた時はお花屋さんから ”アロエを枯らす人も珍しい”と言われたんだから!」
のちにわかるんだけど、植物って人間の負のエネルギーを感じ取って 自らのエネルギーを 与え続けることで枯れてしまうんだって。
人が疲れていたり、悲しかったりする時、身代わりになって枯れていくのだと 江原啓之さんの本にも書いてあった。
本当はそういうときこそ、枯れた植物に「ありがとう」と言って新しい植物を 置いておく方がいいのだそう。
植物は人を癒すエネルギーを持っているから。
だから病人のお見舞いにもお花を持っていくんだって。
ママはそんなことを知らなかったから、植物とは相性が悪いのだと思って、なるべく買わないようにしていた。
そういう理由で、知り合いからカネノナルキの鉢植えを貰う時も、最初は辞退したのだ。
でも、「いいから、いいから、持って行って」と渡されたその小さな鉢植えは、何故か枯れなかった。
しかも、1年後にその知り合いが急逝したので、大事な形見になった。
今では10倍くらいの大きさにまで育っている。

